眼瞼下垂とは
まぶたを引っ張り上げている筋肉が伸びてしまい弱くなっている状態を眼瞼下垂と呼びます。
症状として、「まぶたが下がり目が開きにくい」、「視界が狭くなった」というものがあります。
下記のような症状のある方はご相談ください
- まぶたが下がり目が開きにくい
- まぶたが下がり視界が狭くなった
- 目をあけようとすると眉毛が上がり額にシワがよるようになった
眼瞼下垂手術について
- 眼瞼下垂の手術は、瞼板に付着している眼瞼挙筋腱膜を探し出して、短く縫いつけることによって再び張力を回復する手術です。
- 両眼開放下での左右のバランスを意識しながら手術を行います。
- 保健が適用されます。
また民間の医療保険、生命保険等にご加入の方は、契約内容により手術給付金が給付される場合があります。日帰り手術では保険金が給付されないと思われている方も多いのですが、この手術給付金は日帰り手術でも給付が受けられます。給付等の詳しい条件については、ご加入の保険会社へお問合せください。
眼瞼下垂手術前後の流れ
以下の流れは一般的な事例となります。患者さまの状態により異なる場合がありますので、予めご了承ください。
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ご自宅にて
当日の服装はリラックスして手術をお受け出来るよう、身体を締め付ける下着・服装は避けてください。
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ご来院
ご自身で運転しての来院はできません。
(付き添いの方の運転なら構いません。駐車場完備しております) -
手術前の検査・診察・術前処置
手術前の準備を始めます。点眼や血圧測定等をおこない、全身状態が落ち着いているかを確認します。
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眼瞼下垂手術
左右のバランスを確認しながら手術を行います。丁寧に創を縫合して手術を終了します。
片眼手術で30分、両眼で60分程度です。 -
院内で安静
院内にあるリカバリー室にてお休みいただけます。
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ご帰宅
- 帰宅の際は出来れば付き添いの方がおられるのが望ましいです(安全のため)
- 帰宅後は安静にし、眼帯は翌日の診察まで、つけたままにしてください。
- 当日はお風呂・シャワー・洗顔・洗髪不可。翌日以降、医師に許可されたものより可能となります。
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翌日以降
手術の翌日に術後の検査・診察・処置を行います。及び、手術の約1週間後(術後の抜糸を行います)に、ご来院ください。
その後は、眼の状態により医師の判断に基づき、通院ください。
手術適応について
手術は、患者さまのご希望やお身体の状態を確認のうえ、お一人おひとりの最適な時期に行われます。他の眼の病気やお身体に持病をかかえられている方、術後の安静が難しい方につきましては、手術の時期をずらしたり、他の病気の治療が優先となる場合がございます。ご高齢の方でもお身体の状態が安定しておられれば、手術をお受けいただけます。
上記内容は一般的な事例となります。ご不明の点はスタッフへご遠慮なくお尋ねください。